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2006山スキー NO.9  4月19日〜5月1日
ヨーロッパ・アルプス、オート・ルート 第12日目
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4月30日(日・晴)
今日の行程=チューリッヒ中央駅9:00−チューリッヒ空港駅10:00−チューリッヒ空港発13:30−
         成田空港(5月1日・8:30)−新宿11:00−沼津16:30

 長い連載もいよいよ終わりが近づいた。ご愛読、ありがとう。
ホテルで朝食を済ませ中央駅から空港駅に向かう。
 
 列車で確か3つ目だった。車窓の看板に「カネボウ」があった。同席のスイスの方に降車駅を教えて貰った。

 空港で土産を買ったり食事をする。驚いたことに同じチョコレートが、免税店より外のが安かった。額は100円く
らい。

 飛行機はパッと飛び立った。サヨナラ、アルプスの山々。また来れるかな?もう一度、来たいね。
 帰りの飛行機はビジネスクラスとは行かなかった。普通の席だ。ビジネスクラスの素晴らしさを再認識。そでも帰
りは何となく気持ちが軽い。

 成田には翌日の朝到着。その足で新宿の冨士国際旅行社に赴く。駅前の食事処で市原と会う。会社に電話を入
れると市原は飛んで来てくれた。市原に会うのは初めてだが、社是の通り誠意を感じさせる方だった。今回の山行
の報告と問題点を伝える。
 
 市原には「有った事の事実」を伝え、我々が受けた契約違反・不履行に対する「損害の補償」を要求する。市原
は神田と連絡を取り、事実を確認し善処するむねを約束した。
 
 その中でフレッドのガイド料が3万円だった事を伝えると驚いていた。出発前、神田はフレッドと直接話すのを嫌
がっていたようだ。その理由が、ガイド料など話されると困ると言う雰囲気だったが、結果は同じだった。客とガイド
でも、そのような話をする訳である。

 新宿から御殿場線の「あさぎり」で帰る。故郷が近づくと懐かしい野山の緑が一段と眩しかった。
 
 まあ、いろいろあったが全体的には良かったとすべきであろう。ただ、山スキーに対する認識は大分変わった。
 我々が日本でやっている山スキーは学校で言えば小学校か中学校くらい。オートルートに行くならそれを意識し
た相応な訓練を積む必要がある。

                                                              (終わり)

今回の受注型企画旅行の問題点と問題提起