トップページへ  2003シーズンへ  

真砂沢〜長次郎谷〜剣岳
2003年6月6日(夕)〜8日                 Page076
メンバー:後藤隆徳(56)、加藤秀子(53)  
                                   6/7  報告書


                                         
6/8   報告書

第1日目:6月7日
扇沢発7:30
室堂9:20
真砂岳13:40
真砂沢ロッジ着15:15




室堂から真砂岳に向かう。
右上、霧の中が別山。

荷物は後藤17.5Kg+スキー(7Kg)
加藤16Kg+5Kg




真砂沢を滑る加藤


すぐに、剣沢出会いに着いてしまう。
この時期で全くキレツ・クレバスは無か
った。
今年は少雨で雪が溶けない、とのこと。
下は新緑がまぶしい。
真砂沢ロッジ。
昨年5月末とほぼ同じ積雪。
テントの後ろ、左上から落ちるのが真砂
沢。
コルからここまで、標高差1010mの滑
降が出来る。
昨年5月に作った「カマボコ板の水路」
が、ちゃんと残っていた。
水が取れて、燃料と時間が大いに、節
約出来た。
第2日目:6月8日 快晴
起床1:10
真砂沢B・C発2:30
長次郎のコル6:00
剣岳6:40
長次郎のコル**
真砂沢B・C**
別山乗越**
室堂到着16:00
最終の30分前でした。




長次郎谷を上る。
正面の低いところが、長次郎のコル。
左、スキーの上辺りが、剣岳頂上。
アイゼン・ピッケルで上る加藤。



コルが近づくと、大きなクレバスがあっ
た。(右側)
もちろん、落ちればアウトだ。



三ノ窓雪渓と同じように、下にゴルジュ
(喉)が見える。
ただ、こちらのほうが急だ。
コルはなかなか近づかない。

ようやくコルに到着した。
3時間半、掛かった。
バックに薄っすら見えるのは、
後立山連峰



コルにスキーを置いて、頂上にアタック。
バックの八ツ峰が大きい。
ここは昨年秋に登攀した。

頂上直下。
加藤、苦しい上りが続く。
アト、50m!

6時40分、剣岳頂上。
日曜日で、下界ではまだ皆、寝てる、
ちゅう〜の!
携帯なんかするな、ちゅう〜の(KO−1
でした。笑い)
雪は、さすがに5月より少ない。
5月は祠が見えません。


こちら加藤でした。
ちょっと疲れました。
気をつけて



コルからいよいよ滑降です。

飛び込んでいく加藤。こわあ!マジかよ。スッゲ!


クレバスも注意。
息が切れて、苦しいゼ。
なおも、滑ります。


八ツ峰が美しい。
こちらは右俣でコルは池ノ谷(いけのたん)乗越。

ほとんど気分は、ヨーロッパ・アルプス!
もう剣沢も近いです。
ここまでくれば、一安心です。
でも石に注意です。
剣沢に降りた。
人間は小さいですね。

 剣沢

剣沢
結局、この日は2200m以上、登った。室堂到着は16:00。最終の30分前でした。
二人とも「死んで」いました。(笑い)

トップページへ  2003シーズンへ  


真砂沢
真砂沢
0305富士山
0305富士山