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    創立10周年記念山行・地域研究                                         駿馬山
通算山行
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報告者
後藤隆徳
年 月 日
2003年1月12日(日) 天気:晴
二万五千図
達磨山
山  名
西伊豆山塊・駿馬山(すんばやま、618.5m)
体力度=3 技術度=3 藪漕=少しある 道標=無い 展望=駿河湾に南アルプスが見える
駿河湾の向こうに南アの銀嶺
コースとタイム
下土狩5:00−小土肥・栄源寺6:30−香花畑8:05−南西のコル8:20−駿
馬山8:40−北のコル9:05−舟山口10:00−栄源寺10:40
標 高 差
栄源寺=約44m〜駿馬山618・5m=約575m
参 加 者
CL・後藤隆徳(55)、加藤秀子(54)、森田利一(33)

 第二回は戸田と小土肥の間にある「駿馬山」を選ぶ。いい名前の山だ。スタートは小土肥川を渡
った正面にある「栄源寺」。ここは標高44m。
 車は林道の脇に置く。林道をしばらく上ると石仏があった。ただ、刻まれた文字は全く判別出来
なかった。小さな沢に沿って林道が北に上っている。背後に海を感じると正面に駿馬山が見えた。
 林道の周りは檜の植林が続いた。植林には「大昭和」の看板が目立った。いい加減林道歩きに
飽きる頃、ようやく終点に着いた。
 そこからは、コンクリート製の細い道が急坂を上っていた。何故?はすぐ分かった。上り切った所
に小屋があり、辺り一面「香花」の畑が広がっていた。香花を栽培していたのだ。一服し畑を抜け
ると駿馬山と南西の510m峰のコルに出た。藪は思った程でなく踏跡はあった。
 ちょっと、うるさい藪をかき分けグングン上ると簡単に頂上に立った。三等三角点がある。西に目
を転じると駿河湾の遥か向こうに、南アルプスの銀屏風が春の陽光にキラキラと浮いていた。周り
は雑木が繁る、何かとても清々しい頂だった。
 小休後、北東に下りる。下りた小ピークの向こうに地図通り船山に向かう道が確認出来た。正に
地図通り北の山腹を少し巻いて、その先で尾根に乗る・・・。地図読みの面白さ、醍醐味、痛快さだ
った。
 465mの西のコルから南の沢の下りる。ルートはハッキリしているが、最初は倒木が多い。かつ
ての道も今は通る人も殆どない「山の過疎化」である。しかし、お陰で今私たちは手垢の少ない山
を楽しませて貰っている。
 ハッキリした道を下っていくと標高225mで林道に出た。看板が有り「妙野」方面と記されてい
た。暫く歩きR136号に出る。ここには「夏刈波」というゲストハウスがある。136号をブラブラ歩い
て栄源寺に向かった。


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内匠山
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