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    創立10周年記念山行・地域研究                                        内匠山
通算山行
bS
報告者
後藤隆徳
年 月 日
2003年2月1日(土) 天気:晴
二万五千図
達磨山
山  名
西伊豆山塊・内匠山(うちたくみやま、521.6m)
体力度=3 技術度=3 藪漕=少しある 展望度=頂上は全くない
展望はない山だが三角点はある
コースとタイム
下土狩5:00−戸田―沢海(たくみ)口発(仮称)6:50−350m峰―420m峰
8:00−内匠山8:25−南西尾根―大行寺口(仮称)9:40−大行寺9:45
標 高 差
栄源寺=約44m〜駿馬山618・5m=約575m
参 加 者
CL・後藤隆徳(55)、加藤秀子(54)、森田利一(33)

 第四回は戸田の内匠山。山名は「たくみ」で「内匠」になるが、国土地理院に確認したところ「う
ちたくみ」とのこと。
 ちなみに登山口の町は「沢海」で「たくみ」と呼ぶ。沢海に着いたが、まだ暗いので車で待機。車
は2万5千図のヘアピンカーブの先に駐車する。               
 地図ではヘアピンカーブの沢の左がルートになっている。ただ、今堰堤工事でハッキリしない。
そのやや左に昔の道らしきものがあるので入る。ゴロゴロした岩が転がっている。枯草の中に昔
の石垣や大きな岩に削岩のドリルの穴が沢山残っていた。かつて石切り場だったようだ。
 意外だがブッシュのない綺麗な林床をグングン上ると、360m峰で西からのルートと合流する。
昔は道があったらしいが今は藪だ。
 北が檜が植林された藪をなおも進むと420m峰に飛び出る。広々とした峰で北から良く踏まれ
た道がある。地図では近くまで車道が伸びている。ゴミが多い。
 ルートはここからハッキリする。南は雑木、北は檜林だ。やがて前方に大きなパラボナアンテナ
が現れる。NTTの無線中継基地の様だ。地図にもあるがここの基地まで東から車道が来ている。
今、アンテナ増設の為、工事車が入っていた。
 頂上はこの基地の北東で、西の檜林をなおも進むと切り開きの中にあった。全く展望のない「不
遇の山」。いったい一年に何人の人が訪れるであろう。しかし、三等三角点はしっかりし、周りは
奇麗に刈り払われていた。                  
 下山はアンテナ基地の先から南西の尾根を下る。はじめは尾根が大きいのと檜林でルートは分
かり難いが、途中から自然林に変わり道もスッキリする。
 この尾根には何故か「大正丸」と刻印した標柱が一定の間隔で埋め込まれていた。船の名前か
役場に問い合わせたが結局、分からなかった。
 地図では標高350mから西に今朝上った沢に向かうがそこは藪が混んでいたので、そのまま
尾根を進む。300mから尾根も藪が混んできたので右手の檜林を適当に下る。     
やがて道らしくなりミカン畑が出てくる。すぐ先で戸田大川に出た。隣はロシヤと初外交を行った
「大行寺」だった。
  

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