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等高線 NO.84                              

10 年 の 節 目
秋 山 和 子

 会発足以来、ずっと会長を勤めてこられた後藤隆徳さんが昨年末「10
年の節目でもあるし、会長を降りたい。また、来期からは県連の理事長
に推されているし、引き受けることになると多忙となり両立は難い。・・・」
と退任を表明された。
 運営委員会、例会は10周年記念行事のメインイベント2月末のレセプ
ション準備、記念誌発行の打ち合わせ等で忙しく、新会長の候補名を誰
1人声にださない。言い出しっぺが会長にされそうな雰囲気があり、なか
なか口を開かない。山行で話題にしてもお互い譲り合うばかりで、名乗り
出ない。
各々受けられない理由を挙げる。 如何に、後藤さんにこの10年間お
任せであったか反省しきりである。
 とはいえ、11期を控え 総会に向けて、予算・活動計画等の重要な討
議も行わなければならず、ぎりぎり期日の2月初め、背を押されるような
感じで私が受けますと伝えた。
 次の会長にバトンタッチするまで、この会を継続させていけばいいんだ
と自分流に納得したものの、その力がないことは百も承知。
いくら継続といっても、登山の会の頭となると、体力・技術・知識・判断力
等々が必須である。当然、みなの力を借りたい。カバーして欲しいと願う
ものです。「協力するよ。皆で、頑張っていこうよ。」この言葉が私の背を
押したような気がします。

 10年の節目をいい機会とし、振り返ってみれば何か気づくものがある
かもしれません。 ・・・会の活動に積極的に参加しましょう。・・・
 そして、ひとりひとりの言葉を聞かせてください。要請、希望事項、改
善、アイディア等何でも。
 1台の機関車では引けぬ列車も、連結して皆機関車となって前進しまし
ょう。又、押してください。
 「れいほう号」は、さわやかな風と一緒にずっと進みます。

【bW4 2004.05.13】
等高線 10年の節目