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剣岳三ノ窓&池ノ平山 087
2002.5.23(木)〜26(日) 後藤隆徳・長岡浩一
コースタイム作業中

5.24(金)別山乗越を越え、まず剣沢を1000m滑る。ややガスっぽかった。途中クレバスがあった。
この下で真砂沢を滑った北海道
のオバサン?!ツアー6名に会っ
た。
剣御前小屋でビールを買い込ん
できた。
荷が重い。
下へ行くに連れ、ガスが晴れてき
た。
もうじき長次郎出合い。
出合いでは、長次郎からの大量
の土砂で埋めつくされ、スキーを
外した。
左にその土砂が見える。





真砂沢ロッジにベースを張る。。この夜は我々だけだった。
小屋は屋根だけ出ている。
もちろんトイレは無い。
2日分の「大」は持ち帰った。
5.25(土)
ガチガチに凍った剣沢を二股ま
で下りてきた。
二股から見上げる三ノ窓雪渓。
標高差1000mある。
まだ日が差し込んでいない。



少し登ると日が差し込んできた。


デブリの中を行く。
徐々に傾斜がきつくなり、爪先立
ちで登る。
三ノ窓左のチンネの岩峰が紺碧
の天を突く。



最高の景色。まるでヨーロッパアルプス。すぐ上がインゼルと呼ばれる狭く急な部分。
あるガイドブックに50°近いとあ
ったが、それほどはない。
しかし、登るにも緊張する斜面
だ。クレバスも開いてて、滑降大
丈夫かなあとちょっと心配にな
る。

インゼルを過ぎれば傾斜も緩ん
で窓は近い。
振り返れば、鹿島槍から爺が岳
の稜線が。


三ノ窓到着
インゼルを過ぎ、振り返る。
登りでは緊張した斜面も、
スキーを履くと全く怖くなかった。
楽しい楽しい。


こちらコーイチ。
ジャンプしながら、かっ飛ばす。

針峰をバックに滑る。
こんなのゲレンデじゃ味わえない
ね。

高度はどんどん下がり、もうじき
北俣出合い。

正面の池ノ平山目指し、北俣を
登る。また1000mの登りだ。

池ノ平山の登りも、三ノ窓にひけ
をとらない急斜面だった。




池ノ平山で剣をバックに。
いやあ、すばらしい。



ここも登るに緊張する程の斜面
だったが、滑るには超気持ちいい
斜面だった。

タカチャンもかっ飛ばす。
二股から真砂沢へは、へろへろ
で登り返した。








5.26(日)
剣を登り、帰る。
まだ夜があけきらない長次郎谷。


こちら、平蔵谷。右のピークが剣岳。
疲れが残り、足が重い。
リュックに着けた袋には2日分のウンチが。
  
剣よさらば
雷鳥沢を滑って帰った

ra雷鳥沢
雷鳥
 

雷鳥沢を


雷鳥   沢を