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 創立10周年記念山行・地域研究                                              恒々山
通算山行
bP8
報告者
後藤隆徳
年 月 日
2003年7月5日(土) 天気:晴れ
二万五千図
石廊崎
山  名
南伊豆山塊・恒々山(こうこうやま、297.1m)
体力度=3 技術度=3 藪漕=S点からはかなりある G点からはほとんど無い 道標=全く無い 展望=
目の前に広がる太平洋が素晴らしい
急登をこなすと展望がパッ
コースとタイム
下土狩4:00−S点入間第一トンネル発7:25―昔の峠8:30−恒々山9:15〜40−峠
10:00−G点着10:15
標 高 差
S点約110m〜恒々山297.1m=約187m
参 加 者
CL・後藤隆徳(56)、長岡浩一(43)、加藤秀子(54)

 今回で南伊豆山塊を片付けたいので、いつもより一時間早く出る。途中、石部で波打ち際の無料露天風
呂を発見。さっそくビア片手に朝風呂を楽しむ。ちなみに、この温泉は4〜9月までやっている。
 入間(いるま)から中木に向かう途中に入間第一トンネルがある。ここから登山開始。地図にはトンネルの
西から道が伸びているが、実際は草ぼうぼうで道とは言えない。藪をかき分けトンネル上に出て、北に向か
う。
 尾根は標高190mで東に向かう。ちょっと支尾根に迷ったが、下りきるとハッキリした道がある峠に出る。
昔、北の一色と南の中木を結ぶ峠だった様だ。
 峠から更に尾根を忠実に進む。この辺は気持ちがいい林床が続く。樹間に恒々山が見え隠れする。
 恒々山の西面はカヤトが茂り上り難いので、東に伸びる地図上の道を北に回りこみ、カヤトの無い林間の
急登を行く。昨日の大雨で足元が緩んで、上り難い難い。
 一番高い所を目指したら、パッと頂上の三角点に飛び出た。カヤトを踏み倒すと、三等三角点が現れ、目
の前に太平洋の大海原が広がった。気持ちの良い頂だ。
 山名表示もしっかりあった。この辺りの山名表示板は大きさ・字体・色調が全て同じだ。おそらく同じ人物
の「作品」と思われる。
 私たちが今回の地域研究を始める以前に何方か既に名も無い山々を上っているという事である。ただ、
それは趣味か国土地理院など仕事で訪れたかは分からない。
 恒々山を下り、来た時の尾根の南にある道を峠まで戻る。この道は随分ハッキリしていた。以前、かなり
使われたと思われる。
 峠からハッキリした道を南に下ると簡単に今朝上ったトンネルの下に出た。慣れない方はここから上るの
が良い。